上の写真の、掘り返してある部分にリッキー♂が眠っています。そうーです。この丸い部分。これがリッキーの蛹室です。大体、成虫サイズの２倍弱くらいの大きさと思って下さい。
ちなみに、質問で多いのが、「蛹化させるケースの大きさはどのくらいのものがいいでしょうか？」です。この衣装ケースを見て下さい。このサイズが、W46cmXD29cmです。私のヘラ♂の蛹化はこのサイズに１頭でさせています。まあ〜２頭も可能ですが・・・。あれっと思われる方いるかもしれませんが、けっこう小スペースでもいけそうでしょ。私自身も何が心配なのか、やはり♂は大きなケースにしたがりまして・・・。一応このサイズが無難です。どうですか？イメージできましたか？ もちろんより大きいケースがBESTですよ。
又、参考までに、このケースに幼虫追加しても、よほどの過密でなければ蛹室をいたずらすることはありません。安心して下さい。実証済みです。

では、実際ちゃんとリッキーいますでしょうか？蛹室をあけてみましょう！
あれっ、もうー羽化してた。実は、羽化直前だと思っていたのですが、せっかくの♂羽化のライブが・・・残念です。通常、蛹室あけると、蛹も、羽化後の成虫も背中を下にしています。このリッキーも初めは上見てました。何故重力に逆らって眠るのか？不思議です。

ご対面でーす。無事に羽化完了しておりました。140mmのリッキー♂でした。元気そうです。
自家ブリードものは、羽化してくると、サイズなんか関係なくなります。たとえ極小サイズでもホントかわいいものです。では、しばらくおやすみなさい。１〜２ヶ月後に 又あいましょう！

参考までにヘラヘラの蛹室もどうぞ。この衣装ケースも上記と同じケース（４０cm)です。このヘラヘラはちょっと大きめで期待しておりましたので、蛹化の段階から蛹室の天井を取り除き、この状態で羽化まで観察していました。なかなか♂の羽化に立ち会えないので、期待していたのですが、なんと家族旅行中に羽化・・・。今回もダメ・・・残念。
それはさておき、どうですか？１５０mmオーバーのヘラヘラですが、案外蛹室小さく感じませんか？特に横幅細く感じるんじゃないですか？ こんなもんなんですよ。人工蛹室用意する場合は参考にしてみて下さい。