★ヘラクレスパパのやっぱりヘラクレス!★
ヘラクレスの部屋へようこそ!


皆さん、男なら小さいころ1度は図鑑で見たことがあるのではないでしょうか? そー、世界最大(最長)でまさに、「KING of Beetles」。世界のカブト虫の中で最も有名で、人気種、それがヘラクレス大カブト虫です。
しかし、名前は有名でも案外生態は知られておらず、特にヘラクレスに8〜9種の亜種(角の形状や生育地、体の色などから種類に分けられる)があることや、トレードマークの体の黄色が、湿度や空腹度で黒から黄に変化すること、約1年と長寿なことなど 知らないことばかりじゃないですか。
この頁ではそんなヘラクレスの魅力をご紹介します。ちなみに上の写真、我が家の2001年F1新成虫大集合です。まだまだ羽化してきています。でも、これだけの成虫一緒にいるのは、たいへん貴重なんですよ。

我が家のヘラクレス紹介!

ヘラクレスヘラクレス(グアドルーペ/ドミニカ)145/130mm
ヘラクレスの原名亜種。これぞヘラクレスの代表格で、カブト虫マニアの憧れの種です。通 称はヘラヘラ。なんと言っても胸角の太さが他亜種とはまるで違い、King Ofヘラクレスの名に相応しい大迫力です。相変わらずワイルドの入荷はたいへん難しく、毎年ほんと少数しか望めません。そのため未だたいへん高価で、『いつかはヘラヘラ・・・』という存在をキープし続けています。まだまだヘラヘラの成虫を眼にする機会は少ないですね。特徴は頭角に2つの突起があり(小型種は3つ以上)それより先の胸角に1つの突起を持つことで識別 します。 左写真の成虫は2001年8月羽化のF1です。右は2000年の新成虫ペアです。
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ヘラクレスリッキー(コロンビア)135mm
ヘラクレスの中では一番ポピュラーで人気種です。通 常、図鑑などではヘラクレスカブトと言えば、このリッキーのことを指すようです。入手も比較的しやすい。原種ヘラヘラとの違いは写 真ではわかりずらいですが、頭角の先の突起の幅が広いことです(突起がなだらかで尖らない)。又、オキシデンタリスとは酷似で、(右写 真参考)オキシデンタリスとの違いは胸角の小
突起の位 置がリッキーは角の中程(写真手前)、オキシは基部側であること(奥)から識別 する。ネプチューンと生育地は同じようである。入手の機会あればぜひ、トライしてみてください。左写 真成虫は2001年7月羽化のF1です。右は2000年の新成虫です。
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ヘラクレスオキシデンタリス(コロンビア)120mm
かつては非常に入手難しかったヘラクレスですが、最近コンスタントにワイルドの入荷を見るようになってきました。最近始められた方には、信じられないかもしれませんが、以前は珍ヘラの代表で、所持していた私なんかは自慢のヘラだったんですよ。リッキーとの違いは上記しましたが、その他の特徴としてセプテントリオナリスに続き細角の種です。まさに渋めでマニア受けするヘラクレスと言えますね。細角系ですので、迫力にはやや欠けますが、小さめのサイズになっても、比較的まずますバランスのとれた角になり易いため、リッキーに続いて、初心者向けでもあります。写 真の個体は2000年6月羽化のF1です。
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ヘラクレスエクアトリアヌス(ペルー) 125mm
ヘラクレスの中で、1番はっきりしない種かもしれません。流通 量はそんなに多くはないようです。ヘラクレスの亜種は頭角と胸角の形状で識別 するのが通常ですが、このエクアトリアヌスは様々な頭角の形状がでてきます。簡単に言うと、ヘラヘラタイプ、セプテンタイプ(写 真のタイプ)、そして突起の全くないもの。もちろん、他種もすべてが同じ形状という訳ではありません。しかし、この種がもっともいろいろ出てきます。同じ兄弟でも様々なタイプにわかれます。良く背中の黄色のタイプと聞きますが、そうでもなく。比較的黄色というか、オレンジが強いようです。黒斑点も少ないのかな?つかみどころのないヘラです。
ちなみに写真の個体は2001年8月羽化のF1です。
拡大画像はClick Here!!エクアト(右)とリッキー(左)の比較写 真等あります。

 

ヘラクレストリ二ダデンシス (トリ二−ダートトバコ) 90mm
第5のヘラクレスは通 称トリ二ダ−トヘラクレス。カブトファンでも名前聞いたことないという方もいるんじゃないですか?この種はバウドリ−とならび超希少種のヘラクレスの1つと言っていいでしょう。国内には3♀入荷しただけ。成虫は私も見たことありませんがヘラヘラの胸部がつや消しになったような感じで、胸角も一番太くて立派だそうです。
最初の♂が6月に羽化してきました。写真のように残念ながら極小サイズでした。よって詳細な他亜種との比較ができませんでした。これから羽化してくる個体にこうご期待です。写 真は2002年6月羽化のF1。

 

ヘラクレスセプテントリオナリス(ホンジュラス)

名前はよく知られているが、なかなか入荷してこないヘラクレス。通称セプテン。メキシコ南部から中米に生息している。
外見はエくアトリアヌスに類似する。但し、この種の特徴はヘラクレスの中でもっとも胸角が細いことで見分ける。上の親虫の 写真でもその細さがよくわかる。ちなみに親虫は130mm。中米というかなり危険ゾーンに生息しているため、大量入荷はわからないが?見栄えはしないのでまさにマニア好みのヘラクレスと言えるかもしれない。どのくらいのペア数とれるか?楽しみです。

 

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次はヘラクレスの生態紹介です!  どうぞ!


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